冬の朝。

2004年11月28日 日常
地に足をつけつったっているような、前進しているような。もしかして、戻っているのか。
そんなふわふわした気持ちでいたのに、どうやら私は前に進んでいたようだ。まっすぐな一本道を進んできたつもりが一段登って歩いていたように。この道は果てしなく続いている。
朝の暖かな陽の光を求めて、ビルの隙間から飛び出すときも、帰り道の暗闇を小さなため息をほっと吐いて横断歩道を渡るときも。何をするかよりも何をしてきたか。伝えたいと思うだけでなく喉から声が出ているのかどうか。叫んでみればいいのだ。振り返るにはまだ早い。走り始めたばかりなんだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索